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硬い食品をメニューに加えよう
 歯の健康を保つには、いろいろなことが挙げられます。物をよくかむことも、その1つです。現代人の食生活では、とかく軟らかいものばかりを食べるようになりがちです。
 その結果、あごの筋肉は弱まり、咬合異常やむし歯・歯周病などになりやすくなっています。食事をするときは、何か1品でも、歯ごたえのある硬い食品をメニューに加えたりして、よくかむことを習慣づけてください。

歯の大敵は糖分
 甘い物のとり過ぎも要注意です。体に悪い食品でなければ、歯にとって悪い食品というものはありませんが、糖分だけは例外でむし歯や歯周病の原因になり、ばい菌の生息しやすい環境をつくります。
 体にとってはエネルギー源となる有用な糖分も、歯にとってはプラーク(歯垢)を酸性にする好ましからざる存在です。できるだけ控えるようにしましょう。
 歯の健康維持に欠かせないポイントは、
@糖分を控えること
A効果的な歯みがきをすること
の2つです。それほど、甘い物に対する防御は大切なことです。
 甘い物は、一度すきになってしまうと、より甘い物を、もっとたくさんといって、抑えがきかなくなってしまいます。
また、親が甘い物好きだと、子どもも甘い物を好むようになり、家族全員がむし歯や歯周病にかかっている、という家庭も多く見受けられます。

歯をつくる食べ物
 丈夫な歯をつくるうえで必要な栄養素といえば、すぐカルシウムが思い浮かびますが、カルシウムはタンパク質といっしょにとらないと、からだの中を素通りしてむだになる率が高いのです。また歯を丈夫にするためには、からだ全体が健康でなければなりませんから、その意味でも良質のタンパク質をしっかりとることが必要です。
 さらに、かみごたえがあり、歯についた食べカスを掃除してくれる食品も、じょうずに取り入れていきましょう。
カルシウムを多く含む食品
干しえび
干しあみ
わかさぎ
ごま
かぶの葉
ナッツ類
どじょう
あさり
小松菜
ゆば
昆布
わかめ
チーズ
油揚げ
豆腐
牛乳
卵黄
きな粉
いわしの丸干し
佃煮
タンパク質を多く含む食品
牛乳
チーズ
豚肉
とり肉
牛肉
レバー
大豆
豆腐
油揚げ
ゆば
納豆
かつお
あじ
いわし
しらす干し
さけ
さば
まぐろ
歯を掃除する食べ物 (食物繊維を多く含む食品)
リンゴ
にんじん
たけのこ
ほうれん草
春菊
白菜
ひじき
昆布
わかめ
こんにゃく
寒天
干ししいたけ
きくらげ
いんげん豆
納豆

むし歯の原因になりにくい食品の見分け方
1.どちらかのマークのついた商品
 むし歯の原因となる酸をつくらないことが、厳正な検査によって確認されたものです。ただし「厚生省認可、特定保健用食品」マークは「おなかの調子を整える」などの保健機能についても許可されているので、「むし歯に安心なガム」などの表示の有無もあわせて確認しましょう。
2.「シュガーレス」「ノンシュガーレス」の表示があるもの。
 原材料にむし歯の原因となりやすい砂糖・乳糖・麦芽糖・果糖・ぶどう糖・液糖・水飴などをほとんど含んでいないので、小麦粉などを使った食品以外はほぼ安心と考えられます。また、還元麦芽糖水飴・還元乳糖などが使用されている場合がありますが、「還元」してあるものは大丈夫です。
※表示があるといって、「いくら食べても良い」ということではありません。甘さをおさえた食品も、カロリーは30%〜50%減の程度です。きちんとしたルールづくりを前提とした上で、食品表示もお菓子を選ぶ基準の一つに加えてください。

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